Melbourne
Nov, 2015
City Population : 116,431
City Area : 33.7km²
Urban Population : 4,347,955
Urban Area : 9,990.5km²
Districts/Wards : 31 Municipalities
Nicknames : The Second City
Flag:
Emblem/Symbol:

Why Melbourne??

教養と学がありそうな人が読んでいる雑誌では、定期的に各国や各都市のランキングが行われるが(おそらくみんな好きなんだろう)、その中でもインフラや教育、社会福祉や全体的な「住みやすさ」などのいわゆる「いい」ランキングでは、基本同じ国がいつも上位に名前をあげている。それらはスカンジナビアの国々、西欧の小国(スイス・オランダ・ルクセンブルグなど)、カナダ、そしてオーストラリアである。ここでいつも「ん?」となるのがオーストラリアだ(カナダも多少...笑)。「え、だってちょっと前まではイギリス帝国の罪人の島流し場所でしょ?いつの間にこんな高評価になってるの??」、こんな感じの冗談がよく脳裏を横切る。

歴史の部分もそうだが、ずっとイギリス領であって、国としての歴史が100年ちょっとの(アボリジニ関連のお話は一旦おいときます)、さらに一国が一つの大陸であるほどの規模のオーストラリアが、どうやってこんなに「住みやすい・住みたい」場所としての価値を高めていったのかがすごく気になる。上記段落であげたほかの国を見てみると、スカンジナビアはヨーロッパの中でも独自の歴史を辿ってきたケースが多く、スイスはご存じ永久中立国、ルクセンブルグやリヒテンシュタインなどは地図で見つけられないレベルの面積と、どれも人口的・サイズ的・位置的にも「自治」がしやすいのが特徴である。カナダは世界で二番目の面積を誇る大国で、イギリス連邦との関係や歴史をみるとオーストラリアに似て特殊だが、カナダ(とその主要の都市)は地理的にアメリカ合衆国に隣接していて、(こういうとカナダ人は怒るが)文化や経済の多くの面でアメリカから影響を受けている。そう考えると、「アメリカのいい部分だけを抽出した利口な国」ということで腑に落ちる。

しかし、ここでオーストラリアを見てみたい。国として「自治」の歴史が長くあるわけでもなく、面積は世界で6位、位置は南半球の端っこ、近隣国は太平洋を挟んでニュージーランド、パプアニューギニア、インドネシア、そしてオセアニアの諸国――いったいどうやって世界で高ランクをたたき出しているのかが非常に興味ある。(モノの輸出入だけでも相当コストがかかりそうだ)

シドニーよりメルボルンを選んだ理由は、単純に多くの知り合いがメルボルンを訪れたり滞在していて、絶賛していたからである。確かに、写真や動画を見てみていても、実に気持ちよさそうで住みたくなる都市だ。滞在経験のある彼ら彼女らに自分がもつ「オーストラリアの謎」を訊ねてみることもできたが、そこはやっぱり百聞は一見にしかず。自分の目で確かめてみようと思う。