About the Projects

知人に” World in Twelve” について軽く説明したり、企画書をみせたりしても、Citiesとは違い、あまり「12個のプロジェクトはどうやって選んだの?」とはきかれない。不思議なほどに。しかし、
この Projects がコンテンツの部分であり、類似する「世界をまわりました」プロジェクトとの差別化をはかっている部分でもある。ようは、ザ・根幹
一番大事。

だからこそプロジェクトの選出方法にも、もちろん意味はある。「基本情報」の部分でも多少触れたが、根本に共通するテーマは
「その都市を表現する」
である。

ここで「ちょっと待てよ、【その都市を表現する】だと?ふざけんな!さっき曖昧でフワッとした動機づけをバカにしたのはどこのどいつだ?これもめちゃくちゃフワッとしてるじゃねーかよ、このフリップフロッパー矛盾野郎が!!!」というツッコミが入って来そうなので、ちょっと待ってください!説明させてください!!もうちょっとあるんですよ!!!

① まず、表現方法としては、
基本アートよりのもの
を選んでいる。

この場合は音楽、映像、ヴィジュアルアート、詩、なんでも含みます。これにはいくつか理由があり、一つはもちろん自分がアートが好き、というのがある。しかし、同時に、興味のある教育・政治・社会問題などをテーマにその都市を表現することもできるが、おそらくこれらの根幹の部分は大学や研究機関がすでに行っているので、サブプロジェクトの一つとして手をだすのはやめ。
また、アート系も、既にマスメディアに取り上げられているようなものはサブプロジェクトとしては基本扱っていない。権利処理もめんどくさいんで。(※社会問題やマスメディアについてはブログ部分で触れることはもちろんあります)

② 直接アート系につながっていないサブプロジェクトは、
「人」がベース
となっている。

というか、この「人」というテーマは、「都市を表現する」というテーマの次に重要。
自分の中に「日常を知りたい」という欲求がある時点で、欲しい情報は「日常の人」のもの。セレブがその都市に訪れるときにいくホテルでも、ガイドブックに載っているレストランでも、ツアーのコースに含まれている美術館でもない。

またその情報を得る手段としても、
「人の繋がり」
を重要視している。

SNSの台頭により、時代は資本主義ベースからコミュニティベースにシフトしているとよく言われる。確かに、昔の友達と繋がりやすくなり、友達の朝ご飯のメニューや社会に対するフラストレーションを逐一でスクリーン上で確認できるようになったが、同時に、
「友達」が一つの数字になってしまった時代でもある。
パソコン画面上で数百数千の数字の一つである「友達」を現実に引き出し、生身にもどし、繋げていく、というのもこのプロジェクトの目的の一つである。

③ さらにサブプロジェクトを考えるにあたって意識したことは、まず
単体でユニークかつ面白くあること。
しかし同時に、全体として見たとき、当初の目標である「その都市を表現する」から離れていないことである。

また、サブプロジェクトの数に対する滞在期間の短さゆえに、各サブプロジェクトがどれも「浅い」とい言われる可能性があるのは十分承知しているが(たとえば一つの都市で一年間新しいバンドを発掘しつづけるというのもプロジェクトとして十分あり得る)、逆に滞在時間が短いからこそ、浅くとも網羅的に多くのサブプロジェクトを実行することに意味があると感じた。

以上が、「都市を表現する」というメインテーマの補足です。もうちょっと具体的になりましたでしょうか?これでもまだフワッとしてるかもしれませんが、そしたら、なんか、もう、

ごめんなさい。
(この About ページ、謝罪してばかりだな...)

あ、最後に、サブプロジェクトのいくつかの元アイデアは自分のものではないとも述べておきたいです。”World in Twelve” の企画書を人に見せていた時に、同時にアイデアの募集もお願いしていました。そしてその内いくつかを選出し、アイデア提供者と改良していきましたので、改めて手伝ってくれた人たちに感謝感謝です!